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Chelus fimbriatus マタマタ ベン フォレスト

 (Translated by Yasunori Tanaka)

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Chelus fimbriatus – The Mata Mata   - Ben Forrest

TORTUGA MATAMATA - Chelus fimbriatus - Jesús Mendoza

Chelus fimbriatus – Mata mata, Franjeschildpad   - Ben Forrest

Chelus Gallery


ご注意: マタマタは、ほんのここしばらくの間に、皆様に知れ渡りましたが、その非常に変わった外見のため、分類学者の間では、以前から大きな関心が持たれてきました。そのことは結果として、非常にたくさんの学名が生じ、それらはこの種を表すのに、何年間も使われています。もしこの単型の属名に触れている、古めの情報をお探しの場合、その属名と共に、その当時* 用いられていた様々な種小名も併せて調べられることが、最善となるでしょう。 

シノニム(同種異名):

Testudo terrestris FERMIN 1765 (nomen oblitum, non T.t. Forskål 1775)
Testudo fimbriata SCHNEIDER 1783
Testudo fimbria GMELIN 1789 (nomen subst. pro T. fimbriata SCHNEIDER)
Testudo matamata BRUGUIÈRE 1792
Testudo bi-spinosa DAUDIN 1802
Testudo rapara GRAY 1831 (nomen nudum)
Testudo raparara GRAY 1844 (nomen nudum)
Testudo raxarara GRAY 1855 (nomen nudum)
Chelys fimbriata - GÜNTHER 1882
Chelys fimbriata - BOULENGER 1889
Chelus fimbriatus - MERTENS 1934
Chelus fimbriata - IVERSON 1992
Chelus fimbriatus - GORZULA & SEÑARIS 1999

英語での通称名: Mata mata, Mata-mata, matamata 

* 生物学的な情報は、ここから参照:EMBL Online Reptile Database(欧州分子生物学研究所の爬虫類データベース)

このケアシートは、この種の一般的な飼育法を述べているにすぎません。皆様が飼育されているのがどんな種や亜種であれ、最終的な飼育方法を確立するためには、更なる研究が不可欠です。

 

この上なくカムフラージュのうまいマタマタは、流れの緩い水域に満ちた、削られた岩の多い場所によく適応している通り、そのような場所に見られます。自然界では南米のオリノコ川とアマゾン川両方の流域に産し、トリニダードでも見られるという報告があります。マタマタは、自然界での生息域では見つからないように見えるのではなく、実際に見えないのです。初めてマタマタを見た人たちは、大体次のような反応を示されます。最初は、「カメですか? 私には見当たりませんが」、次に「どこですか? 何も見えませんが」、そして「どこですか? …へえ」というようなものです。

 

マタマタの飼育環境

 

小さなものから中ぐらいの大きさ、410インチ(1025 cm)の個体には、水槽を使うのが適しているでしょう。最大で18インチ(45 cm)の大きさになるのですが、そういった大きな個体では、100ガロン(約400リットル)以上の容積のある、生け簀(いけす)のようなものか、オーダーメイドの池で飼育する必要があるでしょう。水深は、複数で飼育する場合では、その中の最も小さなマタマタの、直線距離で測った甲長よりは浅くなければなりません。マタマタは、華氏7683度(摂氏2428度)の水温、また気温で成長します。飼育環境では、表面が磨り減らないようにしなくてはなりません。飼育水のpHは、56の間にしておきます。ピート(泥炭)を入れておくと、そのような低いpHが得られるのと同様、引っかいて掘ったりする場所が与えられることにもなります。照明は明るすぎてはならず、隠れる場所を十分に用意してやることが必要となります。複数の素焼きの植木鉢に植えた植物は、隠れ場所にもなると同時に、2匹以上を同じところで飼育している場合、お互いの視線から逃れられるようにもなります。植物はまた、水をきれいに保つのにも有益です。傾向としては、メスはオスよりも、小さな個体を咬むなど、攻撃的になります。

 

 

マタマタは完全な肉食性のカメで、野生では魚、無脊椎動物、また時々カエルを餌として食べます。私が飼っているマタマタは全て、それらの死んでいる状態のものを、ピンセットに挟んで与えると、そこから食べるようになりました。冷凍されたものを与えると、大半の寄生虫やバクテリアの感染のリスクを減らせますが、そのようなリスクは過密状態で養殖されている魚類には普通にあることです。冷凍魚や冷凍のエビを解凍したものは、ビタミンやカルシウムの栄養補助がしやすくなります。この場合は特に、チアミン(ビタミンB1)とビタミンEを加えることが重要になります。時々、餌そのものに、葉菜類やサツマイモ、ニンジンなどを入れて与えることは、大いにお勧めいたします。餌は、成体であれば週に12回、幼体であれば週に34回与えましょう。毎回餌を与えるときは、マタマタたちが食べる分量だけを与えます。

·         完全な肉食性 魚、無脊椎動物、時にはカエル

マタマタは自然界では冬眠しません。寒くなるところでは、相応の設備を用意して、カメの健康を維持しましょう。

  医療と健康:

  マタマタにとって、飼育環境に適応するのは、まるで難しいことなので、どんなものでも病気の兆候が見られれば、獣医師とコンタクトを取って下さい。インターネットや薬の分量や与え方などの情報は、時代遅れで、ほかの種類のカメのものであるものも多く、潜在的に危険です。薬のことは、どうか熟練した専門家のアドバイスにお任せになって下さい。

  様々なカメの飼育の研究が、まだまだ進行中であることに注意して下さい。新しい情報が手に入れば、我々はその情報を、World Chelonian Trust(ワールド・ケロニアン・トラスト、www.chelonia.org)で公開していきます。カメを真剣に飼育している人は、同じ種類のカメを飼育している他の人からの援助を受けられることが、役立つものであることに気づかれています。飼育については、我々のメールコミュニティー(英語)で討論できます。そしてそれに参加するには上記アドレスからアクセスして下さい。どうか我々と連絡を取り、World Chelonian Trustのメンバーになられて多くの益を得て下さい。


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